マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

まれな豪雨を

 ――車軸を流すような――

 といいますね。
 大雨ないし強い雨を形容したものです。

 そんな雨が――
 今夜の仙台には降りましてね。

 9時頃だったと思います。
 まるで、

 ――シャワーを浴びているような――

 でしたよ。

 昔の映画で――
 若い男が、大雨の最中に、自分の頭にシャンプーを振りかけ、洗髪を始めるシーンをみたことがありますが――
 そんなことが本当にできそうな――
 そんな雨でした。

「車軸を流すような」よりも、「シャワーを浴びているような」のほうが、感じは出ますね。

 少なくとも、まれな豪雨を否定的にとらえないで済みます。

 しばしば――
 今夜のような雨に遭うと、

 ――これも異常気象の一環に違いない。

 とか、

 ――地球温暖化で日本も亜熱帯になった。

 とかいうように様々な言葉で警鐘を鳴らそうとする人がいますが――
 まれな豪雨を少しは楽しむ感覚があってもいいですよね。