人の社会で、うまくやっていこうと思ったら――
我を通さないことでしょう。
流れに身を任せる――
「あれをしよう! これをしよう!」とは思わないようにする――
もちろん――
それだけではダメですよ。
なぜなら――
流れに身を任せているだけでは、満足を覚えない――
どうしても欲求不満に陥ります。
では、どうするか。
基本的には、流れに身を任せつつも――
ふと、自分の身が、自分の進みたい方向に流れそうになったときに――
それに気づき、十分に意識をした上で、きちんと流れに身を任せることです。
下手に抗ったりしないように、気をつける――
そうすれば、あたかも自分の意志で進んだかのような錯覚が生じます。
欲求が満たされる感覚にもなるでしょう。