たまに、
――ニュースは、どれもイヤなことばかりだから、一切みないようにしている。
という人がいます。
たしかに、そうなのですね。
TVや新聞、インターネットなどで目にするニュースは――
どれも人の気持ちを暗くするものばかりです。
きょうも、アメリカの水族館でシャチが調教師を襲って死亡させたというニュースが流れていました。
ショーの最中の出来事であったらしく、観客の目の前での惨劇であったようです。
そのシャチはクジラの仲間です。
それゆえに――
このようなニュースを目にすると、つい余計なことを考えます。
曰く、
――捕鯨の食文化に批判的な欧米でも、シャチを見せ物にすることには寛容なのか。
と――
つまり――
アメリカに本部を置く反捕鯨団体が、日本の調査捕鯨を荒っぽい方法で妨害しているニュースに思いがいくわけですね。
本当に暗い気持ちにさせられます。
人の気持ちを明るくさせるニュースというのは――
本当に少ないようですね。
たまに、オリンピックのニュースなどが明るくさせますが――
しょせんは、勝負事のニュースです。
勝負事ですから――
負けることがあります。
日本人選手が好成績を収めるばかりではありません。
ときには、期待を大きく裏切ります。
しかも、日本人選手を打ち負かしたのが反捕鯨国の選手であったりすると――
また、余計なことを考えてしまう――(笑
ニュースというものは、いかんともしがたいものですね。