マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

毎日、文章を書いていると

 毎日、文章を書いていると、飽きがくるのです。

 文章を書いていること自体に飽きがくる――

 だから、しばらくは書きたくなくなってしまう――

 が――
 そうやって、しばらく書くことから遠ざかっていると――
 また書きたくなる――

 何でなんでしょうね。

 不思議です。

 ときどき――
 作家さんが、

 ――もう書くのをやめた。

 といい――
 何年か経って、

 ――やっぱり、また書く。

 といいます。

 本当に文章を書くのが好きな人ほど――
 このサイクルを繰り返すような気がします。

 書くのが好きな人は、飽きるまで、ひたすら書き続けることができますが――
 そんなに好きではない人は、そこまで書き続けること自体が難しいからです。