人間の魅力は、最後は、
――信用できるかどうか。
にかかっていると思うのです。
つねに「信用できる」という場合には、それは、
――信頼できる。
ということですね。
信用できるかどうかの判断基準は、人によって様々でしょう。
僕は、
――無私の心をもっているかどうか。
だと思っています。
利己的に判断するだけの人ではないかどうか、ということですね。
「利己的に判断するだけの人」というのは、損をすることをひどく嫌います。
ちょっとでも損をすると大騒ぎをする――
逆に、損をしても泰然自若に振る舞っているような人は――
無私の心をもっている可能性が高いのです。
注意しなければならないのは――
一見、泰然自若に振る舞っていても、単に損をしたことに気づいていないだけの場合があることです。
そういうときは、
――あなた、損をしましたよ。
ということをヤンワリと教えてあげればいい――(笑
その時の反応で、だいたいのところはわかります。