マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

ボランティアとプロフェッショナルと

 ――ボランティアとプロフェッショナルとは不可分だ。

 という考え方があります。

 単に報酬を受けとらないで働くことを「ボラティア」というのではなく――
 十分にプロフェッショナルとして働きつつも報酬は受けとらないことを「ボランティア」というのだ、と――

 この考え方に立つと――
 人は、すぐにはボランティアを始められない、ということになります。

 まず、どこかの分野や領域でプロフェッショナルになっておかなければならない――
 何かのプロにならない限り、未来永劫、ボランティアに携わることはできない――

 かなり過激な考え方だとは感じます。

 だって――
 例えば、学生はボランティアには携われない、ということなのですから――

 が――
 たしかに、この考え方は、真理の一面を突いてはいると思うのです。

 真に注目され、真に敬意を払われるボランティアというのは――
 たいていの場合、真にプロフェッショナルな人々によってなされているので――