きょうは朝の通勤電車に荷物の一部を置き忘れまして――
慌てて取りに戻った次第です。
停車駅で降り、タクシーに乗って――
3分くらい走ってから気づきました。
気づいた時点で――
急きょ、タクシーの運転手さんに引き返していただいてね。
もちろん、その電車が30分近く停車していることを知っていたから戻ったわけですよ。
1~2分で発車するなら、慌てて取りに戻っても仕方がないのでね。
置き忘れてから取りに戻るまで、正味10分くらいでしょうか。
荷物は網棚の上で、そのままになっていました。
(あ~、やれやれ)
と思った次第――
荷物を取り戻してタクシーに戻ると、運転手さんが、
「きょうは気をつけたほうがいいですよ」
と、おっしゃる――
「なぜです?」
と問うと、
「また同じようなことが起こるかもしれませんよ」
とお笑いになりました。
たしかにね~。
一度あることは二度ある――
二度あることは三度ある――
といいますからね。
たぶん不注意が続くからですよ。
そういうことが一日のうちに二度、三度と続くということは――
注意力が欠け続けているということです。
タクシーの運転手さんの真意は、
――きょうは注意力の欠けやすい日だということを自覚しなさい。
ということですね。
……
……
いま夕方ですが――
幸い、二度目、三度目は起こっていません――いまのところは――
まだ、これからが、わからないな……。