予想外の事態が起こったときに、どう対応するのがよいか――
それが、その人の人間性を表すといわれています。
例えば、大勢の人たちの前で、転倒したときに、どう対応するか――
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あんまり考えたくない状況ですね（笑
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予想外の事態に直面するときには、一般に、考える余裕がない――
考える余裕がないから、感じたままに行動する――
だから、その人の人間性が剥き身で表れるのでしょう。
だけれども――
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予想外の事態に慣れている人は――
考える余裕がないときであっても、あたかも十分に考えているかのように振る舞うことがあります。
その場合は、「人間性が剥き身で表れる」というのとは、少し違うでしょうね。
考える余裕がないから、感じるままに行動する、ではなく――
考える余裕がないけれど、感じることもやめて、無為に行動する――
といったところでしょうか。
