マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

本当に「無口」なのか

 人は、自分にとって都合の悪い話題では、無口になりがちです。

 よって――
 何か質問を投げかけたときに、相手が無口になったり、無口になりかけたりしたら、それは、

 ――それについては喋りたくない。

 というサインである可能性が高いでしょう。

 が――
 いつもそうとは限りません。

 本当に「無口」なのかがポイントです。

 投げかけられた質問が面白く、しかも、それに答えることが重要に感じられる場合には――
 人は、ちょっと考え込んだり、慎重な言い回しになったりします。

 それを「無口」と早合点するのは、つまらないことです。

 そういうときには、じっくりと相手の返事を待つのがよいでしょう。