コンビニエンス・ストアでトイレを借りるときに――
男性用と女性用とが分かれているときはいいのですよ。
一緒になっているときがあるのですね。
一緒になっているときに――
誰も使っていなかったら、とくに問題はありません。
すみやかに用を足すだけです――
そんなところのトイレに入るときというのは、たいていは“緊急事態”ですから……(笑
問題なのは、誰かが使っているときです。
使っている――仕方がない――“緊急事態”ではあるけれど、待つことにします。
(早く終わらないかな~)
と待っている――
そのときに――
トイレの中から女性の一人言や咳払いが聴こえてきたら、さあ大変――
たちまちにして、身の振り方に困ってしまう――
(トイレの前で待ってるのは、やめたほうがいいだろうな~)
と遠慮したくなる――
だって、トイレの中の女性にしてみたら――
自分が出たときに目の前に男性が立っていたら、何となく気味が悪いでしょう?
が――
こちらも“緊急事態”です。
そう簡単に離れるわけにはいかない――
離れているうちに、他の誰かに先を越されたら、もっと大変ですからね。
それで――
仕方なしに待っている――
そして、水の流れる音などがして、トイレの扉が開きそうになったら――
急いでトイレの前を離れておく――
女性が出てきて、店内のほうに立ち去って行ったら――
すぐにトイレの前へ突進する――
……
……
傍目には、どんな風に映っているんでしょうね~(笑
さぞかし滑稽にみえるでしょう。
……
……
コンビニのトイレをすべて男女別にするわけにはいかないんでしょうかね~。