僕は歴史が好きです。
つねに歴史を学んでいようと思っています。
が――
歴史は、単に好きだから学んでいるのではありません。
たしかに、好きであることが、つねに学ぶことの一助にはなっていると思いますが――
好きというだけなら、すぐに飽きるでしょう。
歴史を学べば、日常で役立つから――
歴史を広く深く学べば、日常生活における些細な問題の対応にも役立てることができるから――
僕は歴史を学んでいます。
にもかかわらず――
ときに「好きだから学んでいるにすぎない」と誤解されることがあるのですね。
歴史を知らない人ほど、そういう誤解をしやすい傾向にあるようです。
この誤解は、簡単には解(ほぐ)せません。
解そうと思ったら――
真剣に歴史について講釈をしなければならない――
講釈までして解そうと思うような相手は、そうはおりません。