マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

単なる不平不満を示すくらいだったら

(あ、この人とは話したくないな)
 と思ったら――
 できるだけ速やかに、その場を立ち去るようにしています。

 その場にとどまりつづけ、黙って抗議をする、というような行動を、僕はとりません。

 たしかに、「黙って抗議をする」というのも、コミュニケーションの手段の一つではありましょうが――
 抗議をするのだったら、僕は言葉を使います。

 言葉を使うことなく、具体的に抗議をすることは、ほぼ不可能だからです。

 抗議は、すべからく具体的であるのがよいと、思っています。
 あいまいで抽象的な抗議というのは、単なる不平不満です。

 単なる不平不満を示すくらいだったら――
 僕は、その場を離れます。