マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「疲れた~」と思いきり溜め息をついたほうがいいんじゃないか

 どんなに疲れていても、

 ――疲れた~。

 とはいわないように気をつけているのですが――
 それでも――
 疲れているときは、疲れていないときと比べて、何かが違うものなのです。

 でも――
 その「何か」に気づけない――

 それで、かえって厄介なことになったりします。

 何が違うのか――

 それを明確に説明するのは、ちょっと難しいのですが――

 例えば――
 物事の感じ方、考え方――
 人との話し方、聞き方――

 それらどれもが、微妙に違うように思うのです。
 どれも微妙にネガティブな方向へとズレていく――

 それを無理にポジティブな方向へもっていこうとして、かえってギクシャクする――

 そんな厄介な状況に陥ります。

 そういうときに、ふと――
(こんなことなら、いっそうのこと「疲れた~」と思いきり溜め息をついたほうがいいんじゃないか)

 そう思うことがあります。

 少なくとも――
 自分が疲れていることを自分自身に伝える危険信号には、なるでしょうから――