マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

無理に邪なことを考えても

 邪(よこしま)なことを考えようと思ったら――
 まずは、心に余裕がないとダメなのですね。

 余裕がなくて精一杯のときは――
 邪なことなどは、とうてい考えられません。

 どうしても真面目一辺倒になってしまう――

 そういうときに、無理に邪なことを考えても――
 面白くない――

 そうやって考えることは、たしかに一応は邪なのだけれども――
 でも――
 それは、まったく洒落っ気のないような邪であって――
 むしろ、稚気や毒気が充満していたりする――誰かを不快にさせること、間違いなし――
 そういう邪になってしまうのです。