マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

三択に設定するのなら

 答えが、
(だいたい1から10の間かな~)
 と思えるような質問で――

 急に、

 ――答えは1、100、10000のうちのどれでしょう?

 と三択に設定されたりすると――

(ええ! 答えは、もしかして10000なの?)
 などと思ってしまったりします。

(ありえない!)
 と思っていた答えを、つい選びそうになる――

 それは、
(常識的に考えたら、答えは1から10の間くらいなのに、わざわざ選択肢として100や10000を提示しているのだから、100や10000のほうが、1よりもずっと答えっぽい――とくに10000は、あまりにも常識から外れるので、なおのこと答えっぽい)
 という思考過程を辿った結果です。

 それなのに、

 ――答えは1――

 といわれると、
(騙された~!)
 となるのですね。

 さらに、

 ――答えは100――

 といわれると、
(なんて中途半端な!)
 と腹立たしささえ覚えてしまう――(苦笑

 質問を三択に設定するのなら――
 そうしたことまで慎重に考慮しなければいけませんね。