マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

僕は「形式的なこと」が大嫌いだけど

 ――形式的

 という言葉がありますね。
 たいていは、良くない意味で使われます。

 ――そんな形式的なことをしたって仕方がない。

 というように――

 僕は、この「形式的なこと」というのが大嫌いでして――

(形式的なことはしたくない。実質的なこと、実用的なことをしたい)
 と、いつも願っているのですが――

 でも――
 たまに、
(ちょっと待てよ)
 と思うことがあります。

 実をいうと――
 いかなる形式にも意味はあるのですよね。

 その意味を強く意識するならば――
 たとえ、どんなに形式的なことであっても、それに実質的な価値、実用的な価値を見出せるはずです。

 ――いかなる形式にも意味がある。

 そのことは――
 決して失念してはいけないのだと感じます。