自分では得意と思っていることが――
実は不得意なのかもしれません。
自分では好きと思っていることが――
実は嫌いなのかもしれません。
もちろん――
それらの逆もいえるでしょう。
人は――
自分で思っているほどに、自分のことを、よくはわかっていない――
ということです。
ただ――
自分のことをこれ以上ないくらい強く「こうだ!」と思い込んでいる――
世界中の誰よりも――
人は、しばしば、
――自分のことは自分が一番よくわかっている。
という感覚を持つものですが――
それは、ひょっとすると――
そうした思い込みの強さを反映したものかもしれません。