マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

雑談のための話題整形

 雑談の話題というものは――
 
 みつかるときには、いくつもみつかって――
 みつからないときには、いつまでたってもみつからない――
 
 そういうものだと感じています。
 
 雑談の話題というものは――
 適度に軽く、あとくされがなくて――
 そんなに深刻な問題を含んでいないことが肝要です。
 
「深刻な問題」とは――
 例えば、人生問題であったり、社会問題であったり、対人問題であったり――
 
 が――
 この「深刻な問題を含んでいない」という条件が意外に難しい――
 
 というのは――
 どんな話題であっても、その話題の周辺を探っていくと――
 意外に「深刻な問題」に行き当たることが多いのですね。
 
 それを巧く避けるようにして「雑談」に仕上げていくことが必要なのです。
 
 いわば、雑談のための話題整形ですね。
 
 この話題整形が――
 すぐに済むときと、なかなか済まないときとがあって――
 なかなかに苦労します。
 
 なぜ、すぐに済むときと、なかなかに済まないときがあるのか――
 
 それは、おそらくは――
 この話題整形の本質が、ひらめきであって――
 経験や知識ではないからです。