マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

季節に合わせるのが嫌になった?

 毎年、毎年――
 夏や冬の気候に合わせて、着るものや飲むもの・食べるものを調節していくことが――
 
 近年――
 億劫になってきました。
 
 20代くらいまでは――
 そうした調節を多少なりとも楽しんでいたはずなのですが――
 
 今では、すっかり慣れてきてしまって――
 ついには厭きてしまった――
 
 ということなのだと思います。
 
 ……
 
 ……
 
 きっと――
 歳をとるって――
 
 こういうことでもあるんですね(苦笑
 
 ……
 
 ……
 
(1年間、ずっと夏ならいいのに……)
 とか、
(ずっと冬でも、ぜんぜん構わないよ)
 と思うことがあります。
 
 おそらく――
 そのほうが、人間にはやさしい環境です。
 
 人間だけでなく――
 あらゆる生物種が、そうだと思います。
 
 が――
 季節が廻(めぐ)っているのは、地球の自転の軸が地球の公転の軸に比べて23°ほど傾いていることによります。
 
 季節は、人間を始めとするあらゆる生物種の都合を超越したメカニズムで、廻っているのです。
 
 そのメカニズムに生物種のほうが合わせなければならないことは――
 生物種に重くのしかかる真実です。
 
 ――季節に合わせるのが嫌になった? では、自然界から出て行くしかないね。
 
 自然界に主がいるとすれば――
 にべもなく、そういうでしょう。