できれば嬉しいことや楽しいことや清々しいことだけをみて――
この世の中を生きていきたいと思います。
悲しいことや苦しいことや恐ろしいことは一切みたくない――
けれども――
実際は、そうはいきませんよね。
この世の中を生きていく以上――
悲しいことや苦しいことや恐ろしいことは――
嫌でも耳目に入ってくる――
時には――
自分自身で体験をする――
そういうことが耳目に入ってきても――
あるいは――
自分自身で体験をしても――
次に起こるかもしれない嬉しいことや楽しいことや清々しいことを思い描きながら――
あすも、この世の中を生きていく――
それしかありません。
たとえ――
その次の次に起こるかもしれないことが――
悲しいことや苦しいことや恐ろしいことであったとしても――