おとといの『道草日記』で、
――世の中に「アンパン」というものがあるから、いけないんだ。
みたいなことを書きましたが――
もちろん――
これは、ある種のシャレのつもりでして――
僕は、アンパンのことが嫌いではありませんし――
むしろ、アンパンを冷たい牛乳と一緒に食べるのが大好きだったりしますし――
そもそも――
おとといの『道草日記』で述べた「アンパン」とは、ある心理の比喩に過ぎないのですが――
それでも、「世の中に『アンパン』というものがあるから、いけないんだ」みたいなことを書いた後では――
どうにも気分が悪くなってしまって――
(ごめんよ、アンパンさん……)
と――
思わず心の中で頭(こうべ)を垂れてしまいました。
世の中に「アンパン」というものがあることは――
決して「アンパン」のせいではありませんよね。
そんな当たり前のことを――
おとといの『道草日記』は思い起こさせてくれました。