恋愛経験に乏しい少年なら、もちろんのこと――
恋愛経験が十分に豊富な男であっても――
女性のミニ・スカートの中は、なぜか、大いに気になってしまうところです。
恋愛経験が十分に豊富な男なのですから――
当然、スカートの中などは、いくらでも見ているはずですが――
それでも――
なぜか、大いに気になってしまうのですね。
とりわけ――
ミニ・スカートの中などは、がぜん気になってしまう――
そういうとき――
男は、たぶんスカートの中のことを忘れているのでしょう。
自分がスカートの中のことをよく知っているということ、それ自体を――
きれいさっぱり忘れている――
……
……
男にとってのミニ・スカートの中といえば、
――見えそうで見えなくて、つい気になってしまうもの
の定番ですが――
他にも――
世の中には、「見えそうで見えなくて、つい気になってしまうもの」が、幾つもありますよね。
あえて何とは指摘しませんけれど――
そういうものが、つい気になってしまうとき――
意識して自問することは、きっと有意義であろうと思います。
――それを自分は、すでに知っているのではないか。
と――