仕事には、
――量
と、
――質
という――
少なくとも2つの要素があるように思います。
優れた仕事とは――
理想論的には――
その量と質とが、ともに優れているものですが――
現実論的には――
まず量を確保するか、あるいは、まず質を確保するかして――
そののちに、もう一方を確保していく――
というやり方しかないでしょう。
最初から量と質との双方を求めたら――
まさに、
――二兎を追う者は一兎をも得ず。
の喩え通りに終わるに違いありません。
問題は――
どちらを先に確保するか――
です。
先に量を確保して、それから質を高めていくのか――
先に質を確保して、それから量を増やしていくのか――
……
……
僕は――
先に質を確保して――
その質を維持しながら、量を増やしていくしかないと思っています。
いくら先に量を確保していても――
その量を維持しながら、質を高めていくのは、
(原理的に無理ではないか)
と思っています。