マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

感情に流されずに生きるには

 感情に流されずに生きるには、どうしたらよいのか――

 ときどき――
 真剣に考えています。

 感情は自身の心の内から、自然と湧いてくるものです。

 自然と湧いてくるものを――
 湧かないようにするのは、不可能です。

 ですから、

 ――どうしようもない。

 というのが――
 当座の結論なのですが――

 もちろん――
 この結論だけでは、何ら実利を見出せません。

 それで――
 けっこう一生懸命に考えているのですが――

 最近、思っていることは、

 ――感情に流されるのは仕方ないが、感情に流されているときに、自分が感情に流されていることをしっかりと自覚することは必要ではないか。

 ということです。

 川で流されているのに、流されている自覚がないのは、危険です。
 溺死します。

 それと同じで――
 感情の“川”で流されているのに、流されている自覚がないのも、危険です。

 たぶん“溺死”します。

 ここでいう「溺死」とは、

 ――取り返しのつかない失敗をする。再起不能の損害を被る。

 ということです。

 できることなら――

 ……

 ……

 感情の“川”で流される前に――

 感情の“川”に入った時点で――感情の“水”に浸かった時点で――

 明確な自覚をもてたら――
 と思います。