――ハンニバル
といえば――
人によっては、殺人犯の精神科医ハンニバル・レクターが第一に思い浮かぶでしょう。
有名な猟奇小説・三部作の主人公です。
いずれも映像化され、ヒットしています。
文芸作品としてではなく、映画作品としてご記憶の方のほうが多いかと思います。
そのハンニバル・レクターの相手役が――
もし――
ハンニバル・バルカの物語を、主人公が女性の物語に書き換えるなら――
その主人公の名は、
――クラリス・バルカ
がよい――
と、僕が思ったのは――
そうした理由によります。
この理由を――
僕は、3日前の『道草日記』で、
――言葉遊び
と称しましたが――
ちょっと違うかもしれません。
なかなか巧い表現がみつからないのですが――
強いていえば、
――物語遊び
でしょうか。
……
……
ちなみに――
同じ3日前の『道草日記』で、
とも述べましたが――
それは――
ある有名な声優さんからの連想です。
そのどちらもが好評を博し、以後、語り草になりました。
要するに、
――「ハンニバル」に代わる名は何でもいい。
ということだけが――
いいたかったのですね。
……
……
――だったら、別に「響子」でも「しょくぱんまん」でも、よかったんじゃないの?
という向きも――
たぶん、あるでしょうけれど……。
……
……
おわかりかと思いますが――「響子」も「しょくぱんまん」も、その声優さんが演じられた役名です。