マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「宇宙人発見!」に等しい

 ――生命の誕生は本当に1回だけか。

 との懸念について――
 きのうの『道草日記』で述べました。

 ……

 ……

 もし――
 生命の誕生が2回以上、起こっているのなら――

 生命の誕生が1回だけにみえる理由は何なのか――

 ……

 ……

 考えられる可能性は――
 2つくらいに限られてきます。

 1つは――
 おとといの『道草日記』でも述べたように、

 ――1回目に誕生した生命によって、2回目以降に誕生した生命は駆逐された。

 という可能性です。

 もちろん――
 他の生命を駆逐したのが1回目に誕生した生命である必要はなく――
 2回目以降に誕生した生命でもよいので、

 ――現存の生命によって他の生命は残らず駆逐された。

 といいかえても――
 ほぼ同じことです。

 もう1つは、

 ――現存の生命とは別に、他の生命も存在しているのだが、まだ人類は発見できていない。

 という可能性です。

 きのうの『道草日記』で述べたように――
 海底の地下には広大な生命圏が広がっているらしいことを考えると――

 人類が発見できていない未知の生命――おそらくは、単細胞の微生物――が存在している可能性はあります。

 それら未知の生命のなかには――
 現存の生命とは別系統の生命が何種類か――あるいは、何十、何百、何千、何万種類と――含まれているかもしれません。

 そんな微生物が1種類でも発見されたら――

 たぶん――
 学界は大騒ぎでしょう。

 それは、

 ――宇宙人発見!

 に等しい大発見といえます。