自分に自信のある人は、そういう人たち同士で集まるものだ――
という話をきいたことがあります。
「自分に自信がある人」というのは――
自分に何ができ、何ができないかをよく知っている――
その判断をつねに下しつづけ――
その結果は躊躇せずに開示する――
そういう人のことです。
自信は、知識や情報の多少、理解や思考の深浅で決まります。
自信とは、要するに、諦観や達観の裏返しです。
諦観や達観というのは、その高みを極めようとすると、最後は同じ終局点に向かうと思うのです。
山のふもとのどの地点から登っても――
山のいただきは1カ所ですからね。
よって――
自分に自信のある人は、そういう人たち同士で集まるのでしょう。