劣等感があるからこそ――
人は努力をするのだと思いますが――
では、努力をしない人は、劣等感がないのかというと――
そうでもないでしょう。
これは、なかなか難しい問題だと思っています。
たぶん、努力をしない人には2種類あって――
よい意味で諦めている人、達観をしている人と――
現実から逃げている人、自分の気持ちを無視する人と――
の2種類です。
この違い――
かなり大きいと思います。
達観をしている人は、劣等感がないからよいのですが――
自分の気持ちを無視する人は、劣等感があるにもかかわらず、その感情から目を背けているからです。
感情を軽視する人は、必ずや大きな失敗をします。