野心的な子供は、
――世界を変えたい!
などと大それたことを思うものですが――
十分に成熟した大人は――
そんなことは思いません。
なぜか。
世界の変え方を知っているからです。
世界を変えるには、どうすればよいのか――
簡単です。
自分が変わることです。
自分の物の見方、考え方、感じ方――
それらを少し変えるだけで、自分にとっての世界は十分に変わりえます。
それが、あまりにも簡単なことなので――
成熟した大人は、「世界を変えたい!」などとは決して思いません。
思う前に――
さっさと自分が変わるのです。