論理というのは――
結局は、
――演算(計算)
なのだと思います。
より厳密には、
論理を使うこと = 演算(計算)
です。
例えば、
AならばBである
と、
BならばCである
とを合わせたら、
AならばCである
となりますが――
こうした思考は、たしかに演算(計算)といえるでしょう。
僕らは、しばしば、
――論理的な思考
という表現などを使いますが――
その内実は、おそらくは、
――演算的な思考(計算的な思考)
に等しいのです。
「論理的な思考」というと――
なんだか、ずいぶん高級なことのように感じられますが――
演算(計算)であれば、コンピュータだけでなく、電卓にもできますよね。
つまり――
「論理的な思考」とは、実は、そんなに高級なことではない――
ということになります。