マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

恋愛の歌として知られていても

 一般には、恋愛の歌として知られていても――

 実際に歌われているのは――
 親を求める子の気持ちであったり――
 子を愛しむ親の気持ちであったりする――
 ということは――

(たぶん、そんなに珍しくはない)
 と考えています。

 恋愛の歌と思って聴いていると、

 ――なんて、めめしい男なんだ。

 とか、

 ――かなりウザったい女だな。

 と感じられる場合でも――

 娘を慈しむ父親の歌と思って聴くと――
 涙がこぼれたり――

 父親に憧れる少女の歌と思って聴くと――
 心が和んだり――

 ……

 ……

 実は、きのうも――

 片思いの男性の軟弱な気持ちを歌ったものと解釈していた歌を聴き返してみて、
(いや、待てよ)
 と思ったのですね。

(ひょっとすると、母親に拒否され続けた少年の気持ちを歌ったものではないか)
 と――

 ……

 ……


 まあ――

 その辺の本当のところは――
 制作者サイドだけがわかっていれば、よいことですがね。

 実際に――
 たしかに「片思いの男性の軟弱な気持ち」を歌ったものかもしれませんから……(苦笑