マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「人生、山あり谷あり」の真意

 嬉しいことがあれば――
 嫌なこともあり――

 嫌なことがあれば――
 嬉しいこともある――

 日々の生活は――
 ある程度の長い期間にわたってみれば――
 なかなかにバランスがとれているものです。

 時には――
 たった1日をみてみても――
 なかなかにバランスがとれている――

 きょうが――
 僕にとっては、まさに、そんな1日でした。

 ――人生、山あり谷あり。

 といいますが――

 そこまで期間を長く伸ばさなくても、

 ――山あり谷あり。

 です。

 ……

 ……

 ちなみに――
 この「山あり谷あり」の句――

 ――「山」は“楽”を表し、「谷」は“苦”を表している。

 と考えがちですが――

 実際には――
 山も谷も越えるのは大変ですよね。

 なので、
(「山」も「谷」も“苦”じゃないか)
 と思うのですが――

 この「山あり谷あり」の句は、

 ――山頂から見下ろす風景と谷底から見上げる風景とは大いに異なる。

 ということに主眼があるのだそうです。

 つまり、「人生、山あり谷あり」とは、

 ――長い人生を過ごしていれば、物事の見方や感じ方は大いに変わっていく。

 という意味なのだそうです。

(そうだったのか!)
 と思いました。