去年の夏に、仙台パルコ(PARCO)がオープンしましてね。
若年層が対象のファッション系総合店です。
仙台商業圏以外の人たちにとっては、
――へえ、そうなの。
くらいには目新しいニュースかもしれません(笑
もっとも――
すでにパルコがある商業圏の人たちにとっては、
――へえ、仙台にパルコはなかったんだ。
という意味でのニュースでしょうが――(笑
*
パルコといいますと、千葉で生まれ育ったマル太としましては――
千葉パルコが刷り込まれているのですね。
外国人女性のモデルさんたちを多用する広告が、何となくヨーロッパの百貨店を思わせ――
どこか懐かしいような、お門違いなような――(笑
そういうイメージを、子供ながらにもっておりました。
「何となくヨーロッパ」が「懐かしい」というのは――
僕が4歳から6歳までスイスのチューリッヒに住んでいたからです。
で――
そんなパルコの印象が強かっただけに――
去年、あちこちで盛んにみせられた仙台パルコの広告には、かなり興醒めしておりました。
やっぱり、外国人女性のモデルさんたちを多用していたからです。
(この20年間、ぜんぜん進歩してないじゃん!)
と思いましたね(笑
が――
今年になって、女優の宮崎あおいさんが起用され、だいぶイメージが変わりましたよ。
(パルコもやるな)
と――
だって、天璋院ですからね(笑
NHKの大河ドラマで天璋院(篤姫)を演じた女優さんを、わざわざ起用するとは――
意表を突かれました(笑
パルコと天璋院――
20年前なら、ありえない組み合せです(笑
もちろん――
天璋院の名をパルコの客層にまで広めてしまった宮崎さんの力量がスゴいのですが――